【この記事は2009年8月12日に書かれたものを加筆・修正したものです】
目次
アメリカの日差し
今回のアメリカ横断は東から西に向かっています。
特に南部は夕方には強い日差しを直接受けるので眩しい!!
走りながら「あ~つばの大きな帽子でもあればなぁ。。。」と思っていた時に
(*`0 ´)ハッ!!と気づいた訳です。
アメリカ南部で多くの人がカウボーイハットを被っている理由に。
あれは単にファッションだけで被っているのではないのですね
UFOミュージアム
今日はまずUFOミュージアムに行ってきました。
外観が既にチープでいい感じです。
手作り感溢れる展示物や資料が多く、見れば見る程UFOの存在を信じられなくなる不思議。 笑
それでもいくつか知らなかった情報もあったので、記しておきます。
UFOミュージアムで得られた情報その1
UFOが墜落したとされる場所は、正確にはロズウェル北西に位置するリンカーン群の『コロナ』。
その場所に行けるか聞いてみましたが、今は一般には開かれていないとのことでした。
UFOミュージアムで得られた情報その2
目撃されたUFOにはその確認のされ方により複数の呼称があります。
UFOか飛行機の光かはっきり区別する事が難しい状態。
UFOの目撃情報の90%。2.Daylight Discs
葉巻型、オーバル型、三角形等、UFOの典型的な形を識別できる状態。
3.Radar-Visual
レーダーに映っているUFOが肉眼でも確認できる状態。
なお、UFOミュージアムは入場に5ドル必要です。
館内は写真撮影禁止です。
入場シールが出口付近に大量に貼ってあります。
ヘリコプター発進
ここからは285号線を北上してサンタ・フェを目指します。
285号線の景色は壮大でした。
地平線がこちらに迫ってきます。
そしてその地平線を通り過ぎると、また新たな地平線が見える。
これを延々と繰り返す訳です。
しかし当然ながら全く同じ景色はありません。
次々に迫ってくる地平線を超える毎に、次に広がる新たな景色を求めてしまう。
そんな中毒状態に陥ってしまいます。
ふと、テキサス州では強風のため実現できなかったヘリコプターを飛ばしてみたくなりました。
適当な横道を左折して飛ばせそうな場所を探します。
広大な平原の真ん中で車を停めて準備開始。
風が強くて思うようにできません。
やっと飛ばせた・・・
しかし、これを最後にテールローターが破損。
しかし短時間でもフライトできたのだから、目標はまた1つ達成された事にします。
ちなみにこのヘリコプターを飛ばした場所は偶然にも・・・
リンカーン群の『コロナ』
です。
このすぐ近くの平原にUFOが墜落してますからねー。
この風のせいでUFOも落ちたのかなぁ・・・
エル・ドラード
285号線に戻り更に北上します。
植生が変わってきて岩肌が露出が増えてきました。
人の身長より高い木も見かけるようになります。
それに伴い少しずつ高度が上がっていきます。
サンタ・フェまで残り数マイルという所で突如集落が広がります。
そこは理想郷の様に美しい街並みでした。
街の名前は『エル・ドラード』。
スペイン語で黄金郷を意味します。
地図にも乗っていないような場所ですが散策してみます。
見れば見る程美しい町並みです。
この街で宿泊したいとも考えたのですが、宿泊施設を発見できませんでした。
(賃貸物件探したくなって不動産屋さんも探しましたが見当たらなかった)
ひょっとしたらサンタ・フェはここより美しいのかな??
そう考えると期待に胸は膨らみます。
名残惜しいですがエル・ドラードを後にしてサンタ・フェに向かうことにします。
(正確にはエル・ドラードはサンタ・フェの一部)
サンタ・フェ
サンタ・フェに到着。
ダウンタウンは確かに美しい町並みでしたが、個人的にはエル・ドラードの方が好き。
圧倒的に美しかったなぁ。
そのままサンタ・フェを通り過ぎ、40マイル程北西にあるバンデリア国定公園に行ってみます。
詳細な地図が無いので、数人の地元の方に場所を訪ね、人里離れた山奥にその場所を見つけました。
切り立った岩肌の露出した峡谷の中に森があります。
人の姿はなく、森の中で立ち止まると全くの静寂となります。
周辺には数百年間ここで生活をしていたインディアンの集落の跡地があるそうです。
本日の宿
サンタ・フェ戻り今日の宿泊先探しをします。
今日はI-25にほど近いMotel 6に決めました。
ここではなぜかAAAの割引が使えませんでした。
明日はさらにサンタ・フェ散策した後、西へと進んでいく予定です。
芸術家が多く住む町サンタ・フェ。
確かにこの街には創作意欲をわかせる不思議な空気があります。
旅の記録
走行時間:9時間
走行距離:303.8マイル(488km)
総走行距離:3,568.1マイル(5,742 km)
今日の一枚
Paquito D'Rivera『Funk Tango』
アルトサックス、クラリネット奏者のPaquito D'Riveraです。
ニュー・メキシコの道の両側に生えるサボテンを見ていたら、ラテン音楽が聴きたくなりました。
タイトルからファンキーな曲調を想像してしまいますが、ラテンジャズかなぁ。
リズムが多彩でぐいぐい引き込まれます。
ベースのOscar Stagnaro、ドラムスのMarc Walker両人のリズムの掛け合いが特に素晴らしいです。
録音状態も非常に良いです。
カラッと晴れた日に合いそうな音楽!