【この記事は2009年8月10日に書かれたものを加筆・修正したものです】
目次
カールズバッド洞窟群国立公園
今日はモーテルのスタッフから聞いた国立公園に急遽立ち寄ってみようと思います。
それはカールズバッド洞窟と呼ばれる世界最大級の鍾乳洞。
やってみたい職種上位10にケイブダイバーがランクインしている僕としては
洞窟を訪れない訳にはいきません。
大きな山の山頂にそれはありました。
そこに行くまでの景色がまた非常に素晴らしかった・・・
建物の中で『ビッグルーム』と呼ばれる洞窟に入る為のチケットを購入します。
そこからビッグルームまでは75階建てのビルと同じ高さで深さ二百数十メートル。
ビッグルームにはエレベータかナチュラルエントランスと呼ばれる天然の洞窟入り口から入れます。
ナチュラルエントランスを選び約1時間かけてビッグルームを目指しました。
(洞窟の入り口からは夕方になると多くのコウモリが飛び立つそうです)
入り口からビッグルームまでは、かなり急な下り坂になっているので滑りにくい靴が必須。
なお、つま先の開いた靴を履いての入場は禁止されていました。
とても暑い外とは逆に洞窟内は非常に涼しいです。
ナチュラルエントランスから入ってビッグルームを見学するには
少なくとも2時間は洞窟内にいることになるので
夏でも薄いカーディガン等用意していくのが望ましいですね。
さて、肝心の中の様子です。
素晴らしかったです。また、この洞窟は非常に効果的なライトの配置がされていて幻想的な雰囲気を作り出していました。
ライトはそれぞれの岩の固有の色を最も自然に再現する為に選ばれた物だけが使用されています。
今度こそロズウェルへ
結局4時間近く洞窟内に居てしまいました。慌ててロズウェルに向かいます。
カールズバッド戻り、そこから285号を北に向かいます。
ロズウェルまでの景色も筆舌に尽くしがたいものでした。
途中で車を停めて撮影をしたかったのですが、
制限時速70マイルのフリーウェイと変わらない速さの車が走っている道路で
停車するのは危険なので諦めます。
カールズバッドからロズウェルまで1時間程で到着しました。
この街は地方都市といった雰囲気で、ショッピンモールもありました。
なんだか予想とは大違いです。
街の街灯がグレイ(宇宙人)の顔になっていたりして遊び心がありますね。
本日の宿
昨日は虫の飛び回る音や腕に付いた虫を追い払ったりで、少々寝不足気味です。
ですから今日は信用の置ける『コンフォート・イン』に泊まることにします。
この旅の初日に泊まったモーテルの同系列店になります。
中もとても清潔で、掃除が行き届いています。
今日は『ロズウェルへに行きたい』という夢を叶えた!!
全ての人に感謝!!
ありがとうございました!
明日は早速この街の『UFOミュージアム』に立ち寄ってみます。
旅の記録
今日のルート
走行距離:133マイル(214km)
総走行距離:3264.3マイル(5,252km)
今日の1枚
マイケル・ヘッジズ『Beyond Boundaries Guitar Solos』
アメリカの大平原では乾いたアコースティックの音がよく似合います。
ヘッジズはもともと作曲家を目指していたそうです。
彼のアコースティックギターの技術は非凡です。
ボディーを叩いたり変則チューニングを使ったり・・・
今では当たり前の技術ですが、当時は革新的な事でした。
このCDは、アコースティックギター1つだけで表現できることの多さに驚きます。