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なぜ毎日練習できないのか?

人間の脳は、これまでに人類が想像すらできなかったものを
新たに生み出す偉大な力を秘めています。

しかし困ったことにかなりの怠け者でもあります。


・間食をやめる
・週に3回スポーツジムに通う
・毎日5時間楽器練習する

このような目標を立て、数日から1ヶ月程度で挫折。
中には目標を立てたことさえ忘れてしまった方もいるでしょう。

深い自己嫌悪に悩む方もいるとは思いますが
あまり気にする必要はありません。

実はこれは誰もが経験することで、
人間の脳とは自然とそういった行動をするものだと分かっていれば
対策できるからです。

練習を毎日続ける2つのポイント

練習を毎日続ける2つのポイント

1.強烈なモチベーションを持つ
2.練習に取り掛かるハードルを下げる

1.強烈なモチベーションを持つ

『何のために音楽をやるのか?』
あなたはこんな質問を受けたことがあるかもしれません。
『楽しいから続ける』
多くの方はこう答えるでしょう。

しかし、もし最近練習しない日が増えてきたと感じるならば
この意味をもう一度深く考える時期なのかもしれません。

『自分が楽しい』から『誰かと楽しさを共有する』。
『自分のため』から『誰かのため』。
このように楽器演奏の意味を自分の内側目線から外側に広げることは大切です。

ご家族のために働いたり、誰かのためにプレゼントを選んだりしている時
大変なことがあってもその行為を続けるモチベーションは消えません。

また、レッスンを受けたり学校に通ったりしてサボれない状況を作る。
ライブや演奏会を決定して、そこに間に合わせるように演奏を仕上げましょう。

2.練習に取り掛かるハードルを下げる

ギター練習した後に毎回やらないほうが良いこと

・弦を緩める
・ギターをケースにしまう
・エフェクターやアンプとの接続を解除する
・譜面台やスツール、フットスツールを片付ける

これらをやってしまうと次回の練習の時に再度やり直す手間が増えます。
『面倒くさい』作業が多いほど、人間の脳はできるだけそれを避けようとします。
『面倒くさい』作業を極限まで削ぎ落とすことは大切です。

緩んだ弦を戻すのは手間ですね。
音程を安定させるのに時間もかかります。

エフェクターはACアダプターを使用すれば電池の消耗は避けられます。
アンプやエフェクトを一括でオンオフできるようなスイッチ付きタップを使えば
スイッチを押すだけですぐに練習できる状態にできます。

電池が内蔵されているタイプのギターに関してはシールドを外したほうが良いでしょう。

音楽とは違いますが
朝ジムに通う習慣を持ちたいと考える人は、
前日のうちにシューズやウェアやドリンクをバッグにまとめておくのが最善。

朝眠い状態で『面倒くさい』荷物をまとめる作業をする必要が無いので
着替えるだけで家を出られますね。

これらはハードルを下げるための方法です。

『面倒くさい』をなくす=ハードルを下げる
『思い立ったらギターを取って演奏できる環境』は
各人が意識して作り出していくものだと思います。

まとめ


では他人目線になるのも難しいという方はどうすればいいか?

演奏を心から楽しめるよう工夫することです。

そのために成長過程を共有できるような仲間を見つけるのも良いです。
仲間を持つことは複数の脳で物事を考えるようなものです。
練習中に問題や悩みに直面した時に、
ネットでは得られない解決方法が提示されることはよくあることです。
気づきがあった時、人は心から楽しいと感じるものです。

また学校や教室で習うというのも良いです。
良い先生との出会いは
技術を得る過程を楽しめるような効果的な課題に
日々取り組むことができます。

それまでできなかったことができるようになった時
それは強烈なモチベーションにつながっていきます。


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