ギターがうまくならない原因は2つ

当教室に初めてレッスンにいらっしゃる生徒さんの中には、
やりたい曲があって長い間練習しているけれど、
なかなかギターがうまくならないという方が多いです。

なぜうまく演奏することができないのでしょうか?
ここには大きく分けて以下の2つの原因があります。

1.その曲を弾くのに必要な技術を備えていない
2.メンタルブロック(心のブレーキ)がかかっている

1.その曲を弾くのに必要な技術を備えていない

例えばファンクを演奏したい場合、
ピックの深さがコントロールできたカッティングができていることが大前提。

また、フルピッキングの速弾きの場合は、安定したトレモロピッキングが必要。

これらの前提が身についていない状態でやりたい曲を演奏しても
当然弾けるようにはなりません。

その結果
「プロのような綺麗な音はプロにしか出せない」
という考えになり、
諦めてしまうか、機材が悪いと考え
ギターやエフェクターを買い集める旅にでてしまう。

そしてさらに長い時間を経て、やっぱり基本が大切なことに気づいて
初めてギターのレッスンを受けようとする。

このような方、非常に多いです。

練習初期の段階で必要な技術を正確に指摘してもらい
練習を積んでいたらあっという間に目的の曲が演奏できていたかもしれないのに・・・。

まずは現在の自分に足りない技術は何なのかを
深く考えてあぶり出すことが不可欠です。
それが難しければ、抽象的ではなく具体的に
指摘してくれる専門家の意見を求める必要があります。

2.メンタルブロック(心のブレーキ)がかかっている

僕たちは常に心のなかに先入観を持って生きています。

「ブルースは黒人でなければ演奏できない」
「あの音は○○の木の指板を使ったギターにしか出せない」
「あれはプロだからできる」等。

しかしそれらは本当に真実でしょうか?
何かの受け売りではないと言い切れるでしょうか?

僕は「あれはプロだからできる」と言うような先入観はあまり良いとは思いません。
それは自分とプロとを完全に分離する考えを自分自身に
刻み込んでいるようなものだからです。

正しく練習すればほとんどの技術は必ず身につけることが
できると信じることは重要です。

僕達が「プロの○○さんはスゴイ」と思う時は
演奏技術のようなはっきりと見えることだけではなく、
仕事に対する責任感や対応力、求められるものを提供し続ける能力等、
観客の方が目にする部分以外の物に感動している場合も多いのです。

まとめ


一般的に成長は比例ではなく、指数関数的なものだと言われています。
練習した分上達するわけではありません。
ある程度のうまくできない期間を経て、
ある日突然弾き方が分かるというのはよくあることです。

しかし、最終的にうまくできるという確信が持てなければ
この期間を乗り越えることは難しいでしょう。。

必ずできるという確信を持って練習することは、
メンタルブロックを取り去るということです。
メンタルブロックがなければ自信が生まれ、練習時間も増え、
いつの間にか目標の楽曲ができているという正のサイクルに入ることができます。

さらに現状で自分に足りない技術を正確に理解して、
それを習得する短期的な目的ができれば、
ギターを演奏することに心から集中することができます。

子どもも大人も、自信を持つということが何かを成し遂げるための土台となります。
あなたのメンタルブロックを取り去り
自信を持たせてくれる人との出会いは本当に貴重なものです。


花村博人ギター教室ではこれまで自信を持てなかった方が短期間で変わるようなカリキュラムでレッスンを進めていきます。
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